エドガーが目で訴えている。
『お前が何とかするって言ったんじゃねぇか』と。

仕方ない。
乗りかかった船。もう無理とは言えない状況。


「私がその負け額を払います。私を賭場に連れて行ってください」

「…お嬢ちゃんが?お金はあるのかい?」

「今は手元に20万です」

「話にならないね。それじゃあほんの一部もいいところだ。…まさかその額を元手に勝とうっていうのかい?」


私の大真面目な発言に怒号集団が無理だと笑う。


「…いえ。私の体も賭けます。それで10億返します」

「はぁ!?」


私はそんな怒号集団に大真面目にそう言った。
すると何故かエドガーがありえないと言いたげに叫んだ。

何故、エドガーが驚いているんだ。