「寝室でネグリジェに着替えて」

あたしはセブン。
レイチェルお嬢さまの従僕。
仕事を終えてのんびりと自室でくつろぎます。

焼きパンを食べています。
バターとハチミツがたっぷりとかかった焼きパンです。

無意識は自我よりも概ね正しいことを知っているのです。

焼きパンは美味しかったもの。

ネグリジェに着替えます。黒いネグリジェ。

あたしは照明を落とすと、読書灯だけにして愛蔵本を読みました。