「花ちゃん、青のセフレではないんだよね?」

「はい!上裸で迫っても断られました!」

「それはそれでどうなんだろ……?」



上裸で断られたのか。

私そんなことがあったら一生女として立ち直れない……っていうかそもそも上裸で迫ったりはしないけど。



「それで、何か気になりなることありましたか?知ってる情報なら全て捧げます、未羽さんは青くんのカノジョなので!」

「未羽、気になることなら俺が答えるのに……、あぇ、痛い」

「うん、青」



奴の耳をグイッと引っ張る。目を瞬かせて、「み、未羽…不機嫌?」と珍しく動揺していた。


私がどうして不機嫌になっているか分かっていないらしい。