「っ、青、ちょ」
「……ダメ?」
ダメだよ、ダメダメのダメだよ。
ダメだから拒否してるんじゃん。
付き合っていないし好き同士でもないから、最後の一線だけは絶対越えちゃいけないって、私はいつもちゃんと自分に言い聞かせてるのに。
ブンブンと首を横に振り、重心を傾けられ押し倒しされそうになっている身体を 腹筋を使って必死に耐える。
青はまだ身体に全ての体重をかけてはいない。
あくまでも私の許可を得た上で、その先に進もうとしている。私が頷かなければ、ここで止まる。
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