「まあ、でもあれだな」 「ぅぶっ」 不意にギュッと抱きしめられる。 いつもハグする時より少しだけ体温の高い宵くんの身体に包まれて、一気に心拍数が上がった。 耳元に唇を寄せられて、「仁乃」と名前を呼ばれて、それから。 「会いたかったのはホント、かもね」 あまく、あまく、囁かれる。