「ち、ちんちくりじゃないです彼女です」

「そうねぇ、形上はねぇ。でも噂によれば あんたがしつこく迫ったらしいじゃん?」

「うっ」



何故そんなことまで知ってるんだ。

宵くんのお口チャックしておけば良かった。裁縫キットで縫い付けて……なんてことをしたら 縫い付け終わる前にわたしが死んでるだろうけど。




「宵のこと、あんたのテクで満足させてあげられてんのぉ?」

「うぅ……」

「え、なに?顔真っ赤じゃん。もしかしてまだしてない?」

「ぬぅ……」

「やぁだ図星!あんたじゃ満足出来ないって、見限ってんのかもね?」