ル「お母様…私はただリリアンお姉様に話しかけただけなのに、お姉様が私を階段から突き落としたの…」

そう言って泣くルイナを冷めた目でリリアンは見つめていた。

リ「あら、私は大きな物音とルイナの悲鳴を聞いて部屋から出ましたのよ?」

平然とした顔でそういうリリアンを

母のイリアーナは激しく虐げた

イ「リリアン!あなたって子はなんて酷い娘なの!
自分の罪を認めるどころかそんな嘘を言うなんて!」

イリアーナは鬼の形相で醜く罵る

その横でしくしくと泣き真似をしてるルイナ

イ「リリアン!あなたはこの家に不要よ!
王家にももう伝えてあるわ
この家及びこの国を追放することを王に代わり宣言します!」

あー、そう言えば私はこの国では悪女で有名だし

仕方ないことよねと思っているが

内心物凄く嬉しくワクワクしていた