ウォォォオオオン

ケルベロスが遠吠えするとルイナの心臓には地獄の鎖が巻き付き

彼女の加護は消え去った

ル「いや…いやぁぁあああ!!」

「ルイナ、罪を悔い改めよ」

そう言い残し私は逃げるようにその場を離れ城を出る

わかっていた、いつかこんな日が来るって

もう連れて行けない、誰も…だれもそばに置くなんてできない

大丈夫昔と同じ、独りに戻るだけじゃない

「私は強いから大丈夫」

そう思うのにどうして…

涙が止まらない……