そうハルが言うとフェンリルはこちらに目を向けた

ジ「メイド長ハルに命ずる
誠心誠意を持ってこの2人の女性の世話をしろ
無礼は許さぬ。」

そう告げるとハルは深く頭を下げ了承した

その直後だった、愛し子リリーナの体が

白い光から黒い光を放った

フェ「リリーナ!」

そうフェンリルは叫びリリーナのそばに向かう

フェ「リリーナ大丈夫、お前を苦しめる者はここにはいない
大丈夫だから落ち着きなさい」

不安気な声、酷く苦しそうに歪める顔

俺はふと思った、彼女は何に苦しんでいるのか

フェンリル様はなぜこんなにも彼女を見て

苦しく顔を歪め泣き出しそうにしているのか

見ていたみんながこの光景を見て固まっていた