ジークは焦ったようにそう紡いだ

コンコン

ジ「入れ」

入ってきたのはメイドのハルだった

ハ「ジーク様医者は傷の手当が終わったとお帰りになられました
その際、彼女たちの傷は酷いものでは無いがしばらく安静にするようにとのことです」

ジ「わかったもう下がれ」

するとフェンリルが彼女を引き止め

2人のいる部屋に連れていく

フェ「メイド、お前の名を申せ」

ハ「あ、はい、私はメイド長のハルと申します」

フェ「では、ハルお前に2人が目を覚ますまでの間、2人の世話を任せるよいな」

ハ「し、失礼ながら私は国王に使えている身でございます…」