不良JKと副流煙







「煙くん、帰るの」

「不良JK。おまえも一緒に来る?」

「……は?」



煙くんの声が落ちた。よく分からなくて首を傾げると、もう一度、「お前も おれん家 来る?」と聞かれた。




「生憎、おれも1人は嫌いなんで」



それでもやっぱり、よく分からなかった。




「……煙くん、一人暮らしなの」

「うん」


「煙くんって、何歳」

「永遠の17歳」


「JK誘拐で捕まるかもよ」

「合意の上だろ。あとお前、家、どうせ誰もいないだろ」


「わたし、煙草の匂いが、嫌いなの」

「家では吸わない。ここに来た時しか、吸ってない」




煙くんは、今日会ったばかりの、ひとりが苦手な男のひと。



「不良JK」

「うん」

「おれも、けっこうもう、眠いんだわ」





煙くんは悪影響の塊。

それでもきっと、わたしは今日を後悔することは無いのだろう。






「……行く」




それは、眠れない夜のこと。






to be continued……?