きらめく星と沈黙の月

「…な…なに…?」


なんか…私……。


今までで1番ドキドキしてるかもしれない…。


お風呂上がりのいい香りや、碧の大きな身体を感じ、心臓が静まってくれない。


体温が急激に上がり、頭がふわふわする感覚に襲われる。


「……あの…碧……?」


なんで何も言わないの……?


なんで私のことを引き止めて、抱き寄せたの…?


「…もうちょっと一緒にいて」


「……え…?」


碧の声は想像以上に弱々しかった。


「……嫌?」


「い…嫌じゃない!全然嫌じゃないよ!」


捨てられた仔犬のような目で見られて、放っておけるわけがない。


今日は一日中碧と一緒にいよう。


平気なフリしてるだけで、全然平気じゃないことだってよくあるんだから…。


「碧が寝るまで一緒にいてあげるから、安心して?」