「はぁ? 何を言ってんの?」 柴崎くんを無視して隣の席の子を見る。 「私にとって柴崎くんは、兄たちの知り合いという立ち位置なので友人でもなんでもないです!」 「そうなんだ……」 柴崎くんはそれに何も言うこともできず、どこかへ行ってしまった。