甘々顔KING総長様と地味顔女子

部屋に入ると、ここ1週間の勉強でぎゅうぎゅう詰めになっていた頭の重さに気づく。
それに加えて、今日の出来事。
たかが、先生と食事して・・車で送ってくれようとしただけなのに・・
ていうか、なんで総長様はあんなトコに・・

キャパオーバーな私の頭は色んな疑問を抱えきれず睡魔に襲われていった。



「ん・・今何時」
目を覚ました時は、もう朝で。

「6時かぁ・・まだ塾まで時間あるなぁ、お風呂入ろかな」
あのまま寝てしまってた。
女子としてダメダメである、
取り敢えず、お風呂に入り、リビングで涼んでいるとお母さんが起きて来た。

「おはよ」
「あー、まゆ。おはよう早いわね」
「うん、今日朝から熟だから、お掃除は帰ってからするね」
「んーじゃ、洗濯だけお母さんがやっておくわ、準夜勤だから出るのは昼過ぎだし」
「わかった」
そんな話をしながら2人で朝ごはんの支度をしていた。

「お父さんは?」
「今日休みだからね、まだ寝てる、あ!」
「ん?」
「そうだ、昨日、お父さんがあんたのスマホ取りにいってくれてたんだった」
「あ、やっと直ったんだ、」
良かった、これでさくらちゃんと連絡がとれる

朝ごはんを食べ終えてすぐに部屋に戻ると、スマホを開いた。
さくらちゃんからの着歴、あ、かけてくれてたんだ。
今日こそはかけ直さなきゃだ、
と、後、なんだろこの番号
登録されていない番号が、何件も入ってる・・
「?」間違い電話?
にしては多い回数。あー繋がらないから、間違いにも気づけなかったのかな。
ちゃんと正しい番号に繋がっていればいいけど・・この番号の人に悪い事したかなぁ

たらたらとそんな事をしていたら、既に塾へ行く時間が迫ってることに気づく
「やば、」慌てて着替えを済まし、家から駆け出した。

夏だというのに走るって、どうなの?私