「息子は、なかなか人と付き合うのが苦手でして、それで就職もできず、私ら家族とも話すのが、おっくうなようでして・・・」
「ずっと蔵の二階で住むようになったのです」
「今、猫が、このマスクをくわえてきたのは蔵からです。このマスクは息子さんの使用しているものではないのですか?」
「いえ、私のです」
大林刑事は鋭い目つきで主人を見ていますし、主人は顔を上げられずに、うつむいたままです。
少しの間、沈黙の時間が流れていきます。
そして主人が喋り始めました。
「私は会社に勤めているときから株の売買をしておりまして、最近の株の暴落で大損をしました」
「ずっと蔵の二階で住むようになったのです」
「今、猫が、このマスクをくわえてきたのは蔵からです。このマスクは息子さんの使用しているものではないのですか?」
「いえ、私のです」
大林刑事は鋭い目つきで主人を見ていますし、主人は顔を上げられずに、うつむいたままです。
少しの間、沈黙の時間が流れていきます。
そして主人が喋り始めました。
「私は会社に勤めているときから株の売買をしておりまして、最近の株の暴落で大損をしました」

