捜査協力を依頼されたマシュ

そして周辺を見渡して、誰も居ないのを確かめると窓から屋根に一歩踏み出してきます。

特徴が犯人に似ていて、これは追跡するチャンスだと大林刑事が思ったところへ、路地の反対側から足音が聞こえて誰かがこちらへ向かって歩いてきている気配がしました。

すると男は、あっという間に窓に入り、窓を閉じてしまいました。

その後、数日が経ちましたが不審者が動く気配は全くありません。

おそらく、相当用心しているので、しばらくは動かないかも知れませんし、もう活動するのを中止するかも知れません。

大林刑事たちは悩みましたが、もう一度聞き込みと称してポップを連れて行き、何らかの突破口が開けないものかと相談しました。

その時に、あくびちゃんも相談を受けて、彼女は大林刑事に、ある考えを思いついたのでマシュを一緒に連れて行き、捜査活動に協力してもらうことを提案しました。

捜査に行き詰まっている警察は了承しました。

あくびちゃんはポップに蔵へ捜査に行かせるのは無理があると考え、マシュに協力してもらおうと思ったのです。