「…」
…何だろう。この不穏な感じ。
これがもし戦場だったら、撤退を考える空気だ。
あれ?俺、今日はフラグ回避したはずだよな?
いや待て、焦るのは早いぞ、俺。
ベリクリーデが変なことを言うのは、いつものことじゃないか。
むしろ、まともなことを言ってるときを探す方が難しいくらい。
だったら、別に心配することはない。
フラグだと決めつけるのは良くないぞ。
…フリじゃないからな?
まずは落ち着いて、現状を把握しよう。
「…変なことって?あいつ、今日は何を言ってたんだ?」
今日は松ぼっくり日和だなぁ、とか?
それくらいのことは、いつも言ってるからセーフだよな。
「え?えぇと…。ベリクリーデ隊長の部隊にいる友達によると…」
「あぁ」
「『私の中の聖なる血が騒いでる』とか…」
「!?」
「それから、『神が私を呼んでる、力が抑えきれない…!』とか…」
「…!!」
そ…。
…それって。
「面白いですよね、今日は厨二病を拗らせたみたいで、」
「今すぐ、隊舎にいる全員を避難させるんだ!」
「えっ?」
血の気が引いた俺は、慌てて立ち上がった。
その拍子に、横に置いていた紅茶のティーカップが引っくり返り。
ようやく完成していた、俺の三度目の正直書類にビチャッ、とかかり。
おい、結局四回目かよと、一瞬思ったが。
今は、それどころではなかった。
一大事だ。
「ど、どうしたんですかジュリス隊長?」
「良いから、避難だ!緊急時厳戒態勢を発令する!」
「え、あ…わ、分かりました」
俺の部下は、慌てて執務室から出ていった。
俺も、制服のジャケットを掴んで、急いで執務室を飛び出した。
ベリクリーデの中の、聖なる血が騒ぐ?力が抑えきれない?
それはつまり。
俺達が、一番恐れていたことが起きたということだ。
…何だろう。この不穏な感じ。
これがもし戦場だったら、撤退を考える空気だ。
あれ?俺、今日はフラグ回避したはずだよな?
いや待て、焦るのは早いぞ、俺。
ベリクリーデが変なことを言うのは、いつものことじゃないか。
むしろ、まともなことを言ってるときを探す方が難しいくらい。
だったら、別に心配することはない。
フラグだと決めつけるのは良くないぞ。
…フリじゃないからな?
まずは落ち着いて、現状を把握しよう。
「…変なことって?あいつ、今日は何を言ってたんだ?」
今日は松ぼっくり日和だなぁ、とか?
それくらいのことは、いつも言ってるからセーフだよな。
「え?えぇと…。ベリクリーデ隊長の部隊にいる友達によると…」
「あぁ」
「『私の中の聖なる血が騒いでる』とか…」
「!?」
「それから、『神が私を呼んでる、力が抑えきれない…!』とか…」
「…!!」
そ…。
…それって。
「面白いですよね、今日は厨二病を拗らせたみたいで、」
「今すぐ、隊舎にいる全員を避難させるんだ!」
「えっ?」
血の気が引いた俺は、慌てて立ち上がった。
その拍子に、横に置いていた紅茶のティーカップが引っくり返り。
ようやく完成していた、俺の三度目の正直書類にビチャッ、とかかり。
おい、結局四回目かよと、一瞬思ったが。
今は、それどころではなかった。
一大事だ。
「ど、どうしたんですかジュリス隊長?」
「良いから、避難だ!緊急時厳戒態勢を発令する!」
「え、あ…わ、分かりました」
俺の部下は、慌てて執務室から出ていった。
俺も、制服のジャケットを掴んで、急いで執務室を飛び出した。
ベリクリーデの中の、聖なる血が騒ぐ?力が抑えきれない?
それはつまり。
俺達が、一番恐れていたことが起きたということだ。


