枝を拾い集め、火起こしキットを用意した俺の苦労と。
明日間違いなくやって来るであろう、俺の筋肉痛の苦しみを返せ、と。
言いたいところだったが、そんなことをベリクリーデに言っても、「?」な反応をされるに決まっているので。
俺は、それらの全てを諦めるという選択をし、バーベキューを開始した。
「焼けた?ジュリス焼けた?」
「まだだよ。まだ中まで火が通ってないから駄目だ」
「えー。…じゃあもっと燃え上がれー」
「こら!魔法で火力を強めようとするんじゃねぇ」
料理にはな、火加減ってものがあるんだよ。
「でも、この間ジュリスと焼肉食べに行ったときは、もっと早かったよ?」
「あれはお前…。焼肉屋だから。こっちは炭で焼いてるバーベキューだからな?火加減が違うんだよ」
「そうなんだ…。難しいんだねー」
「…」
俺にとっては、お前の思考回路がどうなっているのか推測する方が、余程難しいけどな。
って、そうこう言ってるうちに。
「よし、そろそろ良いかな」
「わーいいただきます」
「ちょっと待て。素手で触ろうとするな馬鹿。そうじゃないんだよ」
危うく、また火傷するところだったぞ。
動物でさえ、火を見たら恐れるというのに、お前と来たら。
「こういう大きい肉の塊はな、中まで火が通りにくいから、こうして焼けた表面だけをナイフで削いで…」
トングで骨付き肉を掴み、ナイフを器用に使って、焼けている部分だけを切り取り。
ベリクリーデの紙皿に乗せてやった。
うん、良い感じの焼け具合、
「良いか、熱いからちょっと冷まして食べ、」
「いただきまーす」
「話を聞けって!」
ぱくっ。
そして。
「熱い」
「当たり前だろ…」
さっきまで、もうもうと燃えてる火で炙られてたんだぞ。
「口の中、火傷した〜」
「はいはい…。水やるから、ほら」
「痛い〜…」
「はいはいって…」
困った奴だよ。
「ほら、野菜も食べろよ」
「野菜嫌い」
子供かよ。
「良いから食え」
「うぇ〜」
「うぇ〜じゃねぇ」
相変わらず、世話の焼ける奴だよ。
明日間違いなくやって来るであろう、俺の筋肉痛の苦しみを返せ、と。
言いたいところだったが、そんなことをベリクリーデに言っても、「?」な反応をされるに決まっているので。
俺は、それらの全てを諦めるという選択をし、バーベキューを開始した。
「焼けた?ジュリス焼けた?」
「まだだよ。まだ中まで火が通ってないから駄目だ」
「えー。…じゃあもっと燃え上がれー」
「こら!魔法で火力を強めようとするんじゃねぇ」
料理にはな、火加減ってものがあるんだよ。
「でも、この間ジュリスと焼肉食べに行ったときは、もっと早かったよ?」
「あれはお前…。焼肉屋だから。こっちは炭で焼いてるバーベキューだからな?火加減が違うんだよ」
「そうなんだ…。難しいんだねー」
「…」
俺にとっては、お前の思考回路がどうなっているのか推測する方が、余程難しいけどな。
って、そうこう言ってるうちに。
「よし、そろそろ良いかな」
「わーいいただきます」
「ちょっと待て。素手で触ろうとするな馬鹿。そうじゃないんだよ」
危うく、また火傷するところだったぞ。
動物でさえ、火を見たら恐れるというのに、お前と来たら。
「こういう大きい肉の塊はな、中まで火が通りにくいから、こうして焼けた表面だけをナイフで削いで…」
トングで骨付き肉を掴み、ナイフを器用に使って、焼けている部分だけを切り取り。
ベリクリーデの紙皿に乗せてやった。
うん、良い感じの焼け具合、
「良いか、熱いからちょっと冷まして食べ、」
「いただきまーす」
「話を聞けって!」
ぱくっ。
そして。
「熱い」
「当たり前だろ…」
さっきまで、もうもうと燃えてる火で炙られてたんだぞ。
「口の中、火傷した〜」
「はいはい…。水やるから、ほら」
「痛い〜…」
「はいはいって…」
困った奴だよ。
「ほら、野菜も食べろよ」
「野菜嫌い」
子供かよ。
「良いから食え」
「うぇ〜」
「うぇ〜じゃねぇ」
相変わらず、世話の焼ける奴だよ。


