「どれが良いんだ?」
「!買ってくれるの?」
「そんなに食べたいんなら、買ってやるよ」
これだけ派手に見つめておいて、買わずに帰ったら店員さんにも失礼だしな。
それでベリクリーデの気が済むなら。
「で、どれにする?」
「全部。全部綺麗だから」
「そんなに食べられる訳ないだろ…」
つーか、全種類焼かされる店員さんの気分にもなってみろ。
「そうなの?じゃあ…これとこれ」
ベリクリーデは、イチゴとカスタードのクレープと。
チョコレートとバニラアイスのクレープを指差した。
まぁ、二つくらいなら食べられるだろ。
「はいはい」
店員さんに注文して、焼いてもらうのを待つ。
10分ほどして、店員さんが焼き立てのクレープを持ってきてくれた。
イチゴのクレープと、チョコのクレープを両手に受け取ったベリクリーデは。
「はい」
何故か、イチゴの方を俺に差し出してきた。
…何だ?
先にこっち(チョコの方)食べるから、それまで持っといてってことか?
まぁ、持っとくくらい別に良いけど。
「もぐ」
人生初めてのクレープを、口いっぱいに頬張るベリクリーデ。
おいおい、一度にそんな大量に口に入れたら…。
「むぐむぐむぐ。もぐ、むーむむむぐー」
何かを伝えようとしてるのは分かるが、全く伝わってこない。
「口の中を空にしてから喋れ」
一口がでかいんだよ、馬鹿。
もっと落ち着いて食べろ。
「むぐむぐ…ごくん」
やっと空になったか?
しかし、勢いよく齧り付いた為、口の周りチョコまみれ。
良い大人がお前…。
「美味しいねジュリス、これ」
「そうか、良かったな」
「ジュリスは何で食べないの?」
「何でって…。お前が食べたいから買ったんだろ?」
「でも、そのチョコのはジュリスの分だよ」
何だって?
「お前が二つ食べたいから、二つ買ったんじゃないのか?」
「?ジュリスの分だよ、それ」
「…」
…俺のかよ。
ならせめて、俺に選ばせる気はなかったのか。
俺の分まで勝手に決めやがったぞ。
別に俺は何でも良いけど、いや、何ならクレープに特にこだわりも執着もないけど。
「まぁ、なんだ…。じゃあ食べるよ」
「うん」
俺は、イチゴとカスタードがたっぷり入ったクレープを口にした。
うん。
まぁ、なかなかの味だな。
「ジュリスのは美味しい?」
「あぁ、美味いよ」
定番な味だよな。イチゴとカスタード。
もうこの組み合わせにしておけば、ハズレはないってくらいに定番。
「そうなんだ。じゃあ一口もらう」
「あ、おい」
ベリクリーデは、俺が片手に持っているクレープに、思いっきりガブッと食らいついてきた。
一口っつーか、一度に三口くらいは持ってったな。
そんなに食べたきゃ、あげるっての。
「もぐもぐ…」
で、顔はまたカスタードまみれ。
すげー食い意地張った女の子みたいになってる。
「…美味いか?」
「むぐむぐ」
こくんこくん、と二度頷くベリクリーデ。
そりゃ良かったな。
「!買ってくれるの?」
「そんなに食べたいんなら、買ってやるよ」
これだけ派手に見つめておいて、買わずに帰ったら店員さんにも失礼だしな。
それでベリクリーデの気が済むなら。
「で、どれにする?」
「全部。全部綺麗だから」
「そんなに食べられる訳ないだろ…」
つーか、全種類焼かされる店員さんの気分にもなってみろ。
「そうなの?じゃあ…これとこれ」
ベリクリーデは、イチゴとカスタードのクレープと。
チョコレートとバニラアイスのクレープを指差した。
まぁ、二つくらいなら食べられるだろ。
「はいはい」
店員さんに注文して、焼いてもらうのを待つ。
10分ほどして、店員さんが焼き立てのクレープを持ってきてくれた。
イチゴのクレープと、チョコのクレープを両手に受け取ったベリクリーデは。
「はい」
何故か、イチゴの方を俺に差し出してきた。
…何だ?
先にこっち(チョコの方)食べるから、それまで持っといてってことか?
まぁ、持っとくくらい別に良いけど。
「もぐ」
人生初めてのクレープを、口いっぱいに頬張るベリクリーデ。
おいおい、一度にそんな大量に口に入れたら…。
「むぐむぐむぐ。もぐ、むーむむむぐー」
何かを伝えようとしてるのは分かるが、全く伝わってこない。
「口の中を空にしてから喋れ」
一口がでかいんだよ、馬鹿。
もっと落ち着いて食べろ。
「むぐむぐ…ごくん」
やっと空になったか?
しかし、勢いよく齧り付いた為、口の周りチョコまみれ。
良い大人がお前…。
「美味しいねジュリス、これ」
「そうか、良かったな」
「ジュリスは何で食べないの?」
「何でって…。お前が食べたいから買ったんだろ?」
「でも、そのチョコのはジュリスの分だよ」
何だって?
「お前が二つ食べたいから、二つ買ったんじゃないのか?」
「?ジュリスの分だよ、それ」
「…」
…俺のかよ。
ならせめて、俺に選ばせる気はなかったのか。
俺の分まで勝手に決めやがったぞ。
別に俺は何でも良いけど、いや、何ならクレープに特にこだわりも執着もないけど。
「まぁ、なんだ…。じゃあ食べるよ」
「うん」
俺は、イチゴとカスタードがたっぷり入ったクレープを口にした。
うん。
まぁ、なかなかの味だな。
「ジュリスのは美味しい?」
「あぁ、美味いよ」
定番な味だよな。イチゴとカスタード。
もうこの組み合わせにしておけば、ハズレはないってくらいに定番。
「そうなんだ。じゃあ一口もらう」
「あ、おい」
ベリクリーデは、俺が片手に持っているクレープに、思いっきりガブッと食らいついてきた。
一口っつーか、一度に三口くらいは持ってったな。
そんなに食べたきゃ、あげるっての。
「もぐもぐ…」
で、顔はまたカスタードまみれ。
すげー食い意地張った女の子みたいになってる。
「…美味いか?」
「むぐむぐ」
こくんこくん、と二度頷くベリクリーデ。
そりゃ良かったな。


