仕方なく。
俺は10分ほどかけて、ベリクリーデの下着を選んでやった。
店員さんが、微笑ましいカップルでも見るかのようにこちらを見ていた。
見んな。
結局選んだのは、薄いピンク、水色、黄色の三着。
まぁ、このくらいが妥当だろう。
あんまり派手な色だと、制服から透けて見えたりするからな。
一応ベリクリーデに確認は取った。
これで、「それ嫌だ」とか言われたら、いい加減匙を投げるところだったが。
「ジュリスが選んだものなら、何でも良いよ」とのことで。
すんなりと決まって、会計を済ませ。
ようやく俺は、桃色空間から脱出することが出来た。
あーしんどかった…。
人生で、初めて入ったが。
人生で、もう二度と入りたくない場所ベスト10に入る。
男が気軽に入って良い場所じゃねぇって。
俺は、この時点でげっそりと疲れ果てていたが。
しかし。
ベリクリーデは、まだまだ元気が有り余っているようで。
「あ。あっちに面白そうなものがある〜」
「あっ!こら待て!」
用を済ませて、とっとと帰りたいのに。
ベリクリーデは、ちょっと目を離すと、あっちへフラフラ、こっちへフラフラと。
もう、すぐどっか行きやがる。
マジでハーネスつけさせてくれよ。手に負えねぇよ。
そして。
「あ、さっきの美味しそうなお店だ」
先程見かけたクレープ屋に、またしても直行。
あの野郎。
店員さんの、あの「うわ、この人また来た」みたいな目。
本当申し訳ない。
「ベリクリーデ…!大人しくしてような…?」
俺とあの店員さんの精神衛生の為にも、頼むから大人しくしててくれ。
しかしベリクリーデは、どうしてもあのクレープ屋が気になるらしく。
「ジュリス、あれ何て道具なの?」
と、尋ねてきた。
いや、道具ってお前…。
「食べ物だろ?」
「あれ食べ物なの?綺麗だから、何か飾るものかと思った」
あそこに並べられているのは食品サンプルだから、確かに飾るものだが。
実物は、食べるものだ。
「…美味しいの?」
「…お前、クレープ食べたことないのか?」
「あれ、クレープって名前なんだ」
どうやら、食べたことないらしい。
「…」
じーっと、クレープ屋を眺めるベリクリーデ。
…分かったよ。
俺は10分ほどかけて、ベリクリーデの下着を選んでやった。
店員さんが、微笑ましいカップルでも見るかのようにこちらを見ていた。
見んな。
結局選んだのは、薄いピンク、水色、黄色の三着。
まぁ、このくらいが妥当だろう。
あんまり派手な色だと、制服から透けて見えたりするからな。
一応ベリクリーデに確認は取った。
これで、「それ嫌だ」とか言われたら、いい加減匙を投げるところだったが。
「ジュリスが選んだものなら、何でも良いよ」とのことで。
すんなりと決まって、会計を済ませ。
ようやく俺は、桃色空間から脱出することが出来た。
あーしんどかった…。
人生で、初めて入ったが。
人生で、もう二度と入りたくない場所ベスト10に入る。
男が気軽に入って良い場所じゃねぇって。
俺は、この時点でげっそりと疲れ果てていたが。
しかし。
ベリクリーデは、まだまだ元気が有り余っているようで。
「あ。あっちに面白そうなものがある〜」
「あっ!こら待て!」
用を済ませて、とっとと帰りたいのに。
ベリクリーデは、ちょっと目を離すと、あっちへフラフラ、こっちへフラフラと。
もう、すぐどっか行きやがる。
マジでハーネスつけさせてくれよ。手に負えねぇよ。
そして。
「あ、さっきの美味しそうなお店だ」
先程見かけたクレープ屋に、またしても直行。
あの野郎。
店員さんの、あの「うわ、この人また来た」みたいな目。
本当申し訳ない。
「ベリクリーデ…!大人しくしてような…?」
俺とあの店員さんの精神衛生の為にも、頼むから大人しくしててくれ。
しかしベリクリーデは、どうしてもあのクレープ屋が気になるらしく。
「ジュリス、あれ何て道具なの?」
と、尋ねてきた。
いや、道具ってお前…。
「食べ物だろ?」
「あれ食べ物なの?綺麗だから、何か飾るものかと思った」
あそこに並べられているのは食品サンプルだから、確かに飾るものだが。
実物は、食べるものだ。
「…美味しいの?」
「…お前、クレープ食べたことないのか?」
「あれ、クレープって名前なんだ」
どうやら、食べたことないらしい。
「…」
じーっと、クレープ屋を眺めるベリクリーデ。
…分かったよ。


