…こうして。
俺は、長きに渡る人生で、初めて。
女性専用ランジェリーショップに、足を踏み入れた。
…何で俺、こんな桃色空間に。
嬉しくているんじゃないからな、言っとくけど。
くそ、ベリクリーデとあんな約束をしなければ。
「で、ジュリス」
「何だよ…。俺は今、心の中で色々葛藤してるんだよ…」
「大変だね」
お前のせいだがな。
「ほら、早く選べ」
もう、一秒だっていたくねぇよ。
しかし。
「…これ?」
ぷらーん、と売り物の下着をぶら下げるベリクリーデ。
「…それは子供用だ」
明らかに、お前の胸のサイズと合わんだろ。
「ジュリス。これ何?A80とかB70とか」
生々しい数字を出してきた。
「あー…。うん…」
それな。うん。
知ってる自分が嫌になってくるが。
これをどう教えたら良いものか。
…。
俺は、服の上からでも測れるという、貸出専用の巻き尺を借りてきて。
「ちょっと腕上げろ」
「うん」
ベリクリーデの胸囲を計測。
何で俺がこんなことしてんの?
マネキンだ。マネキンの胸囲を測ってると思おう。
「…D70ってところだな」
「私Dなの?血液型?」
「…」
「あれ?でも私血液型、B型だよ?Bじゃないの?」
「…」
「…何で黙っちゃうの?」
…うるせぇ。
それはともかく。
「良いか、ここのハンガーに、D70ってシール貼ってあるだろ?」
「うん」
「このシールが貼ってある奴を選べ」
「分かった」
よし。
これで、しばらくは放牧出来るな。
サイズは分かったんだから、好きなの選ばせとけば良いだろう…と。
軽く考えていたら。
「ジュリス、選んだ」
「おー、どれにしっ…ぶはっ!?」
ベリクリーデが持ってきた商品を見て、俺は思わず噴き出してしまった。
俺は、長きに渡る人生で、初めて。
女性専用ランジェリーショップに、足を踏み入れた。
…何で俺、こんな桃色空間に。
嬉しくているんじゃないからな、言っとくけど。
くそ、ベリクリーデとあんな約束をしなければ。
「で、ジュリス」
「何だよ…。俺は今、心の中で色々葛藤してるんだよ…」
「大変だね」
お前のせいだがな。
「ほら、早く選べ」
もう、一秒だっていたくねぇよ。
しかし。
「…これ?」
ぷらーん、と売り物の下着をぶら下げるベリクリーデ。
「…それは子供用だ」
明らかに、お前の胸のサイズと合わんだろ。
「ジュリス。これ何?A80とかB70とか」
生々しい数字を出してきた。
「あー…。うん…」
それな。うん。
知ってる自分が嫌になってくるが。
これをどう教えたら良いものか。
…。
俺は、服の上からでも測れるという、貸出専用の巻き尺を借りてきて。
「ちょっと腕上げろ」
「うん」
ベリクリーデの胸囲を計測。
何で俺がこんなことしてんの?
マネキンだ。マネキンの胸囲を測ってると思おう。
「…D70ってところだな」
「私Dなの?血液型?」
「…」
「あれ?でも私血液型、B型だよ?Bじゃないの?」
「…」
「…何で黙っちゃうの?」
…うるせぇ。
それはともかく。
「良いか、ここのハンガーに、D70ってシール貼ってあるだろ?」
「うん」
「このシールが貼ってある奴を選べ」
「分かった」
よし。
これで、しばらくは放牧出来るな。
サイズは分かったんだから、好きなの選ばせとけば良いだろう…と。
軽く考えていたら。
「ジュリス、選んだ」
「おー、どれにしっ…ぶはっ!?」
ベリクリーデが持ってきた商品を見て、俺は思わず噴き出してしまった。


