しばらくすると。
「お待たせしました〜!」
さっきの店員さんが、お盆に山程お皿を乗せて、大量の肉を持ってきてくれた。
持ってきてくれたのは良いが、量が多過ぎて、焼くスペースに困るな。
「ここで捌くんじゃないんだ…」
「怪しいよね〜。本当は何の肉か分からないよ」
「うん。牛だって言ってたけど、もしかしたらワニかも」
元暗殺者組が、なんか焼肉屋に失礼なことを言ってるが。
心配しなくても、ちゃんと牛だよ。
何だワニって。
とりあえず適当に焼こう…と、トングを手に、網の上に肉を並べようとしたら。
「ちょっと羽久さん。雑多に置かないでください。そんなバラバラに置いたら取りにくいでしょう」
「えっ、あ」
イレースに怒られた。
挙げ句。
トングを引ったくられ、イレースが網の上の肉を並べ直していた。
全ての肉が、気をつけ!整列!みたいな美しい並びで焼かれていた。
…几帳面だなぁ…。
「鍋奉行ならぬ、焼肉奉行イレースさんだね…」
まるで測ったかのように、あまりに美しく並べられていく肉に、天音が一言。
本当。性格出るよなこういうの。
下手に口を出したら怒られそうだから、黙っとこうぜ。
…ん?
そういえば。
「俺達、見事に肉しか頼んでないな」
「ま、まぁ…そうだね…」
「?焼肉屋だったら、肉しかないんじゃないの?」
首を傾げる令月。
まぁ、基本はそうなんだけど。
「ほら、メニュー表見てみろ。他にも色々あるんだよ。ご飯とか野菜とか、魚介類も」
「魚介?オオサンショウウオとか、ヌートリアとか?」
お前の中の「魚介類」の定義、どうなってんだよ。
水の中にいたら、全部魚介類なのか?
すると。
「馬鹿だなー『八千代』。オオサンショウウオもヌートリアも美味しくないじゃん」
食べたことあるのか?
「そうだね。じゃあ他に魚介類って何だろう…」
「あれじゃない?ヤドカリとかザリガニとか」
甲殻類という点では惜しいが、でも違う。
やっぱり、こいつらの魚介類の定義、おかしいわ。
ここは、大人として正してやりたいところだが…。
「あ、今日はそういうのナシです。肉だけです」
「安いですからね、野菜や魚介は。あ、でも、この特選伊勢海老なら頼んで良いですよ」
当たり前のように言う、ナジュとイレース。
この二人は、シルナに何か恨みでもあるのだろうか。
ちなみにこの間、シルナは半泣きでバニラアイスを掬っていた。
ちょっと可哀想になってきた。
「お待たせしました〜!」
さっきの店員さんが、お盆に山程お皿を乗せて、大量の肉を持ってきてくれた。
持ってきてくれたのは良いが、量が多過ぎて、焼くスペースに困るな。
「ここで捌くんじゃないんだ…」
「怪しいよね〜。本当は何の肉か分からないよ」
「うん。牛だって言ってたけど、もしかしたらワニかも」
元暗殺者組が、なんか焼肉屋に失礼なことを言ってるが。
心配しなくても、ちゃんと牛だよ。
何だワニって。
とりあえず適当に焼こう…と、トングを手に、網の上に肉を並べようとしたら。
「ちょっと羽久さん。雑多に置かないでください。そんなバラバラに置いたら取りにくいでしょう」
「えっ、あ」
イレースに怒られた。
挙げ句。
トングを引ったくられ、イレースが網の上の肉を並べ直していた。
全ての肉が、気をつけ!整列!みたいな美しい並びで焼かれていた。
…几帳面だなぁ…。
「鍋奉行ならぬ、焼肉奉行イレースさんだね…」
まるで測ったかのように、あまりに美しく並べられていく肉に、天音が一言。
本当。性格出るよなこういうの。
下手に口を出したら怒られそうだから、黙っとこうぜ。
…ん?
そういえば。
「俺達、見事に肉しか頼んでないな」
「ま、まぁ…そうだね…」
「?焼肉屋だったら、肉しかないんじゃないの?」
首を傾げる令月。
まぁ、基本はそうなんだけど。
「ほら、メニュー表見てみろ。他にも色々あるんだよ。ご飯とか野菜とか、魚介類も」
「魚介?オオサンショウウオとか、ヌートリアとか?」
お前の中の「魚介類」の定義、どうなってんだよ。
水の中にいたら、全部魚介類なのか?
すると。
「馬鹿だなー『八千代』。オオサンショウウオもヌートリアも美味しくないじゃん」
食べたことあるのか?
「そうだね。じゃあ他に魚介類って何だろう…」
「あれじゃない?ヤドカリとかザリガニとか」
甲殻類という点では惜しいが、でも違う。
やっぱり、こいつらの魚介類の定義、おかしいわ。
ここは、大人として正してやりたいところだが…。
「あ、今日はそういうのナシです。肉だけです」
「安いですからね、野菜や魚介は。あ、でも、この特選伊勢海老なら頼んで良いですよ」
当たり前のように言う、ナジュとイレース。
この二人は、シルナに何か恨みでもあるのだろうか。
ちなみにこの間、シルナは半泣きでバニラアイスを掬っていた。
ちょっと可哀想になってきた。

