「二十音。もういない。もういなくなったよ」
「…」
「もう敵はいない。二十音の敵も私の敵も、もういなくなったから。ね?もう大丈夫」
二十音をしっかりと抱き締めて、背中をさする。
すると。
二十音が放っていた爆発的な殺気が、急激に霧散していった。
「…いない?」
きょとんと尋ねてくる二十音。
「うん、いないよ」
そう、もういない。
レーヴァテインは、君が殺した。
君の人格なんだから、君がどうしようと自由…なのかもしれないけど。
私は、レーヴァテインにも生きて欲しかった。
例え彼女が、二十音の望まない人格なのだとしても。
彼女には、彼女の意志があった。
だから生きて、そしてヴァルシーナちゃんの、唯一の味方であって欲しかった。
それなのに、レーヴァテインはあまりにもあっさりと、殺されてしまった。
この子…二十音の手によって。
これでまた、ヴァルシーナちゃんは孤独だ。
一人ぼっちに、逆戻りすることになった。
それでも。
二十音を責めることは、私には出来なかった。
どうして、この私が二十音を責めることが出来ようか。
ヴァルシーナちゃんだけでも、逃がすだけで精一杯だった。
「君は何も悪くない…。二十音、君は悪くない…」
「しーちゃん…」
「良い子だね、二十音。もう大丈夫…。もう、終わったからね」
そう、終わった。
後味は悪いけれど。
これで、ひとまず。
「…」
「もう敵はいない。二十音の敵も私の敵も、もういなくなったから。ね?もう大丈夫」
二十音をしっかりと抱き締めて、背中をさする。
すると。
二十音が放っていた爆発的な殺気が、急激に霧散していった。
「…いない?」
きょとんと尋ねてくる二十音。
「うん、いないよ」
そう、もういない。
レーヴァテインは、君が殺した。
君の人格なんだから、君がどうしようと自由…なのかもしれないけど。
私は、レーヴァテインにも生きて欲しかった。
例え彼女が、二十音の望まない人格なのだとしても。
彼女には、彼女の意志があった。
だから生きて、そしてヴァルシーナちゃんの、唯一の味方であって欲しかった。
それなのに、レーヴァテインはあまりにもあっさりと、殺されてしまった。
この子…二十音の手によって。
これでまた、ヴァルシーナちゃんは孤独だ。
一人ぼっちに、逆戻りすることになった。
それでも。
二十音を責めることは、私には出来なかった。
どうして、この私が二十音を責めることが出来ようか。
ヴァルシーナちゃんだけでも、逃がすだけで精一杯だった。
「君は何も悪くない…。二十音、君は悪くない…」
「しーちゃん…」
「良い子だね、二十音。もう大丈夫…。もう、終わったからね」
そう、終わった。
後味は悪いけれど。
これで、ひとまず。


