そして。
「…あれ?すぐり君、トマトは?」
ギクリ。
「え?もうとっくに食べたよ?」
涼しい顔をして嘘をつく。
実は、まだ制服の内側にあるのだが。
「え、もう?」
「UFO観賞しながら食べちゃった」
「えぇ〜!贅沢〜!」
「贅沢でしょ〜?」
ごめんね、ツキナ。
嘘八百で。
「美味しかった?」
「おっ…おいっ…しっ、かったよ〜?」
「そっか!なら良かった!」
「…」
かつてない罪悪感。死にそう。
嘘八百万。
「夏野菜が終わったら、今度は冬野菜を植えようね〜!」
「…そーだね…」
既に、嫌な予感しかしないが。
これも、ツキナの笑顔を守る為。
故に、俺は今日も園芸部に通うのである。
「…あれ?すぐり君、トマトは?」
ギクリ。
「え?もうとっくに食べたよ?」
涼しい顔をして嘘をつく。
実は、まだ制服の内側にあるのだが。
「え、もう?」
「UFO観賞しながら食べちゃった」
「えぇ〜!贅沢〜!」
「贅沢でしょ〜?」
ごめんね、ツキナ。
嘘八百で。
「美味しかった?」
「おっ…おいっ…しっ、かったよ〜?」
「そっか!なら良かった!」
「…」
かつてない罪悪感。死にそう。
嘘八百万。
「夏野菜が終わったら、今度は冬野菜を植えようね〜!」
「…そーだね…」
既に、嫌な予感しかしないが。
これも、ツキナの笑顔を守る為。
故に、俺は今日も園芸部に通うのである。


