更に。
次にやって来たのは、シルナダイエット計画の発端となる発言をした、張本人。
イレースであった。
「何事ですか?あの掲示板の貼り紙は」
「あの通りだよ」
俺は、読書に没頭することで、お菓子欲を抑えているシルナを指差した。
しかし、シルナは。
「チョコレートアップルパイタルトエクレアプリンアイスクリームガトーショコラスフレシュークリーム…」
相変わらず、豊富なお菓子ラインナップを口ずさんでいる。
めちゃくちゃシュールな光景だよな。
何の本読んでんの?って感じ。
菓子のレシピ本か?って思うじゃん?
魔導書なんだよ。実は。
「…」
イレース、ドン引き。
「気持ち悪いですね…」
「言うな…。あれでも奴は本気なんだよ」
気持ち悪いのは、俺も同じだ。
でも、あれもシルナなりの努力なのだと分かってるから、耐えられる。
「全く、また妙なことを始めて…」
きっかけを作ったのは、他でもない君だけどな。
「どうせ長続きしないんだから、やめておけば良いものを…」
あくまでイレースは、シルナにダイエットは無理だと思っているらしい。
その気持ちは分かる。
が、俺は今回は…シルナを信じるぞ。
あのとき、チョコレートを窓の外に投げ捨てた。
あのときの、シルナの覚悟を。俺は信じる。
他の誰もシルナを信じないなら、おれだけは信じてやらないと駄目だろ。
「まぁ、それなら無駄な菓子代の出費がなくなりますね。良いことです」
淡々とそう言って、イレースは郵便物をデスクの上に置いた。
その口調から、やはりイレースはシルナのダイエット宣言を信じてないと察する。
信用ないなぁ、シルナ…。
ちょっと可哀想になってきた。自業自得なんだけど。
「まぁ、精々頑張ってくださいね。それじゃ」
ひらひらと手を振って、イレースは去っていった。
ナジュに続いて、イレースにまで小馬鹿にされてるぞ。
それで良いのか、シルナ・エインリー。
見返してやれ。
学院長だって、やろうと思えば出来るんだってことを、見せつけてやれ。
俺は、シルナを応援してるぞ。
次にやって来たのは、シルナダイエット計画の発端となる発言をした、張本人。
イレースであった。
「何事ですか?あの掲示板の貼り紙は」
「あの通りだよ」
俺は、読書に没頭することで、お菓子欲を抑えているシルナを指差した。
しかし、シルナは。
「チョコレートアップルパイタルトエクレアプリンアイスクリームガトーショコラスフレシュークリーム…」
相変わらず、豊富なお菓子ラインナップを口ずさんでいる。
めちゃくちゃシュールな光景だよな。
何の本読んでんの?って感じ。
菓子のレシピ本か?って思うじゃん?
魔導書なんだよ。実は。
「…」
イレース、ドン引き。
「気持ち悪いですね…」
「言うな…。あれでも奴は本気なんだよ」
気持ち悪いのは、俺も同じだ。
でも、あれもシルナなりの努力なのだと分かってるから、耐えられる。
「全く、また妙なことを始めて…」
きっかけを作ったのは、他でもない君だけどな。
「どうせ長続きしないんだから、やめておけば良いものを…」
あくまでイレースは、シルナにダイエットは無理だと思っているらしい。
その気持ちは分かる。
が、俺は今回は…シルナを信じるぞ。
あのとき、チョコレートを窓の外に投げ捨てた。
あのときの、シルナの覚悟を。俺は信じる。
他の誰もシルナを信じないなら、おれだけは信じてやらないと駄目だろ。
「まぁ、それなら無駄な菓子代の出費がなくなりますね。良いことです」
淡々とそう言って、イレースは郵便物をデスクの上に置いた。
その口調から、やはりイレースはシルナのダイエット宣言を信じてないと察する。
信用ないなぁ、シルナ…。
ちょっと可哀想になってきた。自業自得なんだけど。
「まぁ、精々頑張ってくださいね。それじゃ」
ひらひらと手を振って、イレースは去っていった。
ナジュに続いて、イレースにまで小馬鹿にされてるぞ。
それで良いのか、シルナ・エインリー。
見返してやれ。
学院長だって、やろうと思えば出来るんだってことを、見せつけてやれ。
俺は、シルナを応援してるぞ。


