俺と天音は、ナジュを抱えて、すぐに医務室に運んだ。
シルナはその場にしばし残って、生徒達のケアに努めた。
ナジュ先生のことは、天音先生と自分が診るから、君達は何も心配せず、教室に待機して。
この授業は自習にするから、各自課題や予習に励むように、と。
更に、手隙の教師を呼ぶからと言って、わざわざ職員室から自分の分身を呼び出して、駆けつけさせた。
シルナ分身がいれば、生徒達は大丈夫だろう。
で。
問題は、このナジュだ。
医務室のベッドに、死んだように横たわっているナジュ。
「天音…どうだ?」
「…分からない…」
回復魔法に優れた天音でも、分からないと言う。
見たところ、外傷はない。
だが、「中身」の方は…。
「もしかしたら、また何か…ジャマ王国の毒なのかも…」
「!」
このときの俺は、ナジュがどういう状態なのか知らなかった。
故に、こんな検討違いな誤解をしていた。
そこに。
「羽久、天音君…!ナジュ君は?」
遅ればせながら、シルナが到着した。
「分からない。ジャマ王国の…毒か何かかもしれない。令月と、すぐりを呼ぼう。あとイレースも」
「…!分かった」
もしかしたら、ナジュはジャマ王国の刺客に襲われ、何らかの毒を受けたのかもしれない。
そうでもなければ、不死身のはずのナジュがあんなことになるなんて、有り得ない。
俺達は、そう思い込んでいた。
シルナはその場にしばし残って、生徒達のケアに努めた。
ナジュ先生のことは、天音先生と自分が診るから、君達は何も心配せず、教室に待機して。
この授業は自習にするから、各自課題や予習に励むように、と。
更に、手隙の教師を呼ぶからと言って、わざわざ職員室から自分の分身を呼び出して、駆けつけさせた。
シルナ分身がいれば、生徒達は大丈夫だろう。
で。
問題は、このナジュだ。
医務室のベッドに、死んだように横たわっているナジュ。
「天音…どうだ?」
「…分からない…」
回復魔法に優れた天音でも、分からないと言う。
見たところ、外傷はない。
だが、「中身」の方は…。
「もしかしたら、また何か…ジャマ王国の毒なのかも…」
「!」
このときの俺は、ナジュがどういう状態なのか知らなかった。
故に、こんな検討違いな誤解をしていた。
そこに。
「羽久、天音君…!ナジュ君は?」
遅ればせながら、シルナが到着した。
「分からない。ジャマ王国の…毒か何かかもしれない。令月と、すぐりを呼ぼう。あとイレースも」
「…!分かった」
もしかしたら、ナジュはジャマ王国の刺客に襲われ、何らかの毒を受けたのかもしれない。
そうでもなければ、不死身のはずのナジュがあんなことになるなんて、有り得ない。
俺達は、そう思い込んでいた。


