なんで頷いてしまったんだろうーー。

なんで、こんな目に。



俺の隣には、純白ちゃんーー、と
父さんーーそして、付属品の2人付きだ。

1人は純白ちゃんのお父さん。
昔、かなりイケメンだったであろう。
昔父さんから見せられた"想い出"の中に、この人は確かに居た。



そして、更に最大級の付属品はーー
チラ、と後ろを見た。

ほら、睨んでる。


目付きの悪い不良は、僕の背中を睨んでるーー。


「ねぇ大雅くん、緊張してる?
大丈夫だよ、みんないるからね!」



緊張してますーー。

背中に感じる殺意に、、
そして不機嫌な父親に、、


そして感情が読み取れない純白ちゃんのお父さんに。