その人は・・・とても綺麗な顔をした男の子だった・・・。
歳は私より3つくらい上に見える。
髪の毛は金髪だし、瞳はブルーだから外人さんだよね?
って事は・・・やっぱりここは外国なんだね!!

「君達大丈夫??」とその男の子が問いかけてきた。

結花「ええ大丈夫です。そのワンちゃん急に私達の所に来たからびっくりしたんですけど、あなたのワンちゃんでよかったです」と言いニッコリと笑った。

歳もあまり変わらない子となんで敬語で話してる?って思うと思うけど初対面の人には・・・特に年上の人だと敬語を使う癖がいつの間にかついちゃった私・・・。

「このワンちゃん可愛いから愛花欲しい♪」

結花・男の子「え??」と男の子と同じタイミングでハモっていた・・・。

「愛花・・・わがまま言わないの!!あの・・・ごめんなさい変な事言っちゃって・・・」と私は男の子に謝った。

「いや・・・気にしてないよ。びっくりしただけだから」と男の子は言い、苦笑いをした。

愛花ってば何て事を言い出すのよ・・・。
まぁこれが愛花なのだから仕方ないけど・・・。

「君達はどこから来たの??」

・・・・・・。
何て答えたらいいの??