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「茉白、健一郎の告白になんて答えるの?」
学校で、凛ちゃんに言われてびっくり。
まさか、知っているなんて。
「えっ!?」
思わず大きな声が出れば、凛ちゃんは笑う。
「あんなに堂々と告白してれば、みんな見るよ」
告白されたのは、体育館。
しかも、体育の授業の時。
わたしは告白されたことで頭がいっぱいで、周りが見えていなかったけど……あれは確かに見られてもおかしくない状況。
……なんだか、恥ずかしい。
たくさんの人に見られてたのかな……。
「小鳥遊くんの反応とかすごかったけど、どうするの~?」
なんだか、楽しそうに聞かれる。
健くんのことは、ちゃんと一晩考えた。
告白をすることは、すごく勇気がいるものだと思い知って。
健くんは、その勇気を振り絞ってわたしに告白してくれたんだろう。
……健くんは、本当にすごい人。
わたしの憧れで……大切な、友だち。
人生ではじめての告白で、言ってもらえたことは本当の本当に嬉しかった、けど……。
わたしの、碧への気持ちは変わらない。



