やっぱり運次第。
男女5人ずついるから、健くんと一緒になれる確率は5分の1。
お願いします、神様!
強く願って、あみだくじをして……。
──わたしは、健くんとペアになれた。
神様は本当にいるんだ、と確信した瞬間。
「よろしくね、茉白ちゃん」
「こちらこそよろしく!」
そんなやり取りをしたあと、二人三脚に使うベルトを受け取って、さっそくそれを足につけてくれる彼。
「よかった、茉白ちゃんと一緒になれて」
「わたしもよかった!クラスの男子でね、健くんとしか話したことなかったから、絶対健くんがいい!って思ってたんだ!」
「……やっぱり嬉しいことばっかり言ってくれるね、茉白ちゃんは」
「わたしも、健くんがわたしとペアがいいって言ってくれて嬉しかったよ!」
にこにこしていれば、健くんは立ち上がって。
わたしと目を合わせると。
「……茉白ちゃんはさ、碧くんが同じクラスでも、俺とペアがいいって思ってくれた?」
次に、真剣な表情でそう言ってきた。



