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「碧は入らないの?」
「俺はライフセーバーです。お嬢が溺れたらすぐに助けにいきますよ」
そう返されて。
碧はプールの近くに椅子を置くと、そこに座った。
今、どういう状況かというと……。
庭にある大きな木の下、わたしは滑り台付きの大きなビニールプールに入って、浮き輪の上でぷかぷか浮いているところ。
もちろん、わたしは水着を着ている。碧はプールに入る気がないのかTシャツに短パン姿だけど。
わたしが着ている水着は、学校指定のものしかないからそれを着ていて。
碧だけの前で水着を着るのは……なんだか少し、恥ずかしかったり。
碧が買ってきたという、この大きなプール。
彼が言うには、わたしと夏を満喫するためにいろいろ買ってきたんだと。
買ってきたものは、大きなビニールプール、浮き輪、水鉄砲、ビーチボール、手持ち花火などの楽しむ気満々のセット。
いつの間に、買ってきたんだ。
まぁ、いろいろ気になるけどそれよりも気になるのは。
会合のあの襲撃事件のあとのことや、碧たちが1ヶ月以上帰らずどこでなにをしていたのか。
熱が出たりで、聞いていなかったけどすごく気になる。



