「海斗、美央ちゃん困らせないでよ」 「えー……だって、美央ちゃんがいたら楽しいじゃん」 「それはそうだけど、美央ちゃんの可愛いところを他の奴らに見せたく無い」 いつも2人はゆっくり話してくれるけど、そんな恥ずかしい内容……ゆっくり話さないでよ。 「もー! ご馳走様です」 海斗くんがそう言うと、哉斗くんはそっぽを向いてしまった。 「もう海斗は帰れ」 そう哉斗くんは言うと手を繋ぐと、繋いでない手で私の頭をポンポンと触れた。 「はいはい『じゃあ、美央ちゃんまたね』」