哉斗くんは私のスマホを持ち慣れた手付きで操作すると、すぐにスマホは戻る。すると、スマホのバイブで震えた。
『一言送ったから、お友だち登録して欲しい』
『ありがとう』
『これでいつでも話せる。写真もリアルタイムで送れるよ』
そうなんだ……!今まで必要じゃなかったから使い方よく分からないけど、お話できるなら嬉しいなぁ。
『明日、パン買ってくるから楽しみにしていて』
やったぁ! 私、パン大好きだから嬉しいな。
『クリームパンが美味しいんだ。金曜日限定プレミアムクリームパンがあって中々買えないんだけど美央ちゃんのために買ってくる』
プレミアム……!なんか、凄そうだし美味しそう。



