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「おもしろかったねぇ!」
大きなリアクションとゆっくり言葉を発した海斗くんは、沙知ちゃんに同意を求める。
『そうね、私はもう嫌だけどね。美央は平気そうね』
げっそりした沙知ちゃんは、私に同意を求めたけど私は平気だった。
今、乗ったのが遊園地で一番人気のジェットコースターだ。全国一位二位を争うくらいの怖いと言われているらしい……が。
『美央ちゃんは絶叫系へーきだなんて思わなかったなぁ』
『この前、哉斗くんと乗って楽しかったから乗りたかったの』
『へぇ〜そうなんだ。すごい。哉斗もなんでも大丈夫だもんなー! 美央ちゃんもなんでもいけたりして』
海斗くんはそう言って私に軽く笑うと「ち、か、い!」と哉斗くんが言いながら私と海斗くんの間に入ってくると、私の目を見て手話をする。
『美央、昼ご飯食べに行こう。予約しといた』
『そうなの? じゃあ行かないとだね』
哉斗くんはスマホを取り出して予約画面を海斗くんと沙知ちゃんにも見せて、この近くにあるお店に入る。するとすぐにテーブル席に案内されて席に着いた。



