想像しただけで恥ずかしいんですが……っ。
私は顔の前で手を振って拒否する。
『それは残念。じゃあ美央ちゃんのお膝貸して』
えっ……? そう思った時には遅くて。
哉斗くんの頭は私のお膝に乗っている。いつもとは違って上から見上げられている。下を見ると、目が合って照れてしまった。
しばらく、外を見ていると脇腹を指でトントンと突かれた。
『こっち見てよ。可愛い顔見せて』
『哉斗くんからかわないでくださいっ』
『からかってないよ、美央ちゃんが1番可愛いよ。世界一かわいい』
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