【完】王子様系男子の哉斗くんは、毎日会いに来る。



『美央、おかえり〜』

 教室に戻ると海斗くんと沙知ちゃんが座って話をしていて、私に気付くと沙知ちゃんは声を掛けてきた。
 私はそれに頷くと席に座る。すると、彼女は哉斗くんに話しかけそれに哉斗くんと海斗くんが加わる。

「――……」
「――〜〜」
「――」

 いつもは気にならないのに今日ばかりは気になってしまった。こういうことがあるってことは分かっていたはず……でも、寂しい。

 仲間外れにされてるわけじゃない。
 三人とも気を使ってくれる。
 こんな私にも、とても優しい。

 それなのに寂しいなんて思っちゃうなんて贅沢だ。