《桜園真幸(まさき)。君を次期社長候補から外すとただ今桜園から報告を受けた。そして、五十嵐と倉橋は桜園との契約解除することになった》


 桜園は足から崩れ落ち座った。ブツブツと「嘘だろ」と言っている。それに里村は頭がついていかない様子だった。

 その後、無事彼らは排除された。
 里村は退学し去っていき、桜園も何故か退学して行った。

 ――その翌朝俺は五十嵐家を訪れた。
 
 央翔さんには「次傷つけたらボコボコだからな」と言い出迎えてくれた。

 そしてついに俺は言うことができた。


『美央ちゃんが好きです。付き合ってください』


顔の頬を赤らめる彼女は可愛すぎてだきしめたくてたまらなかった。