二色くんと夜のせい






「き、…っ綺春くん!」

「…おはよ」


いつも思うけど、不意打ちの好きな人ってなんでこんなに破壊力高いんだろう。

「おはようう!!!!」と恒例のことながら元気よく挨拶をすると、「うん」と短く返された。



「今日はちょっと遅かったね。朝会えなかったな……」


シュン…と分かりやすく方を落とせば、「あぁ、」と思い出したように綺春くんが口を開く。




「朝起きたらチョコがいなくて余裕なかった。まあ結局クローゼットに隠れてただけだったんだけど」