二色くんと夜のせい





うれしい、はずかしい、……うれしい。


まだ何も解決していないから一概に喜んじゃいけないのに、すぐ調子の乗ってしまいそうになる。





「てかやばい、バイト! 恋那ちゃん、はやく二色くんと仲直りしてね!」

「っ」

「ゴミ捨てありがとね! じゃあまた!」



慌てて手を振ろうと顔を上げた時にはこばちゃんはもう背を向けていて、わたしは緩む頬を抑えながらゴミを拾った。