二色くんと夜のせい







「ふー…よし、あとゴミ捨てで終わりだね」

「うん、お疲れさま」




月末の大掃除の日は雑巾がけがあるからめんどくさかったりもするけれど、平日の掃除は基本的に箒で掃いておわりだからとても楽だ。



「今日のゴミ捨て、わたし行ってくるよ」

「え、いいの?」

「こばちゃんバイト遅れたら困るもん。わたし何にもないから平気」



こばちゃんはいつも真面目に掃除をしてくれるから比較的掃除が終わるのが早いし、べつにゴミ捨てくらいどうってことはない。


いつもは公平にじゃんけんで決めているけど、こばちゃんはバイトが入っているみたいだし……わたしも、綺春くんがもうすでに帰っていたらゴミ捨てに行っている時間なんか関係ないもん。



「ありがとお、たすかる」

「ぜんぜん、このくらいいいよ」