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「なにそれ? そんなの、綺春くんが勝手に日和っただけじゃんか。恋那の気持ち、全部否定したみたいなもんだよ」
「……わかってるって」
「えー、わかってなくない? 恋那の気持ち考えたら僕も悲しくなってくる。綺春くんホント不器用っていうか……えー、最低だね」
ぐさり。ゲーム画面から相変わらず目を逸らさずに言われた咲の直球な言葉が響く。
最低。
だけど本当にその通りだ。
自分のことばっかり考えて木嶋さんを泣かせた。傷つけた。否定した。
「恋那がどれだけ綺春くんのことが好きかなんて、綺春くんがいちばん分かってるくせに」
わかってるんだよ、本当に。
木嶋さんの気持ちが本物だってことも、自分もまけてないくらい彼女のことが好きだってことも。



