二色くんと夜のせい






知ってると思うけど、わたしはきっと綺春くんがいる以上にきみのことが大好きなんだよ。



いつだって一緒にいたい。

きみのことが知りたい。

何度だって、好きって言いたいの。



ねえ、だから。




「……綺春くん」

「……、」

「今日はずっと一緒にいよう?」





綺春くんの夜を、今日だけわたしにちょうだい。





「……おれ、責任取れないよ?」

「わ、わたしも責任取れないから……お互い様だよ」

「…何するかわかんないって言っても後悔しない?」


「……うん、いいよ」




今夜あったことは​────全部、綺春くんと夜のせいにしちゃうから、いいの。