「まあその後すぐかあさんが帰って来て、チョコも怖かったのかずっと寝床でじっとしてたみたいだから破片を踏むこともなかったんだけど」 「うん…」 「……そのことがきっかけでトラウマみたいになったっていうか。もともとお化けは怖いのに加えて雷と暗闇が無理になったから、夜はけっこう不安になった……かな、」 綺春くんが苦笑いを浮かべる。 「迷惑かけてごめんね」 そう謝られて、わたしは首を横に振った。