───というのが、今から10分前の出来事。
観覧車行く前にちょっとお手洗いに……と、綺春くんにその旨を告げてお手洗いに向かっわたし。
綺春くんはその間、近くのベンチで座って待ってるとのことだった。
お手洗いから出たところで、わたしは迷子のこどもと遭遇した。
「ママどこぉ~うえぇぇえん…ママぁ~~~」
「ママァ〜〜……ママァ〜〜」
「お姉ちゃんと一緒に迷子センターいこうね! 大丈夫もうこわくないよ〜!」
双子の姉妹。多分、5歳くらいだと思う。
二人で手を繋いで大号泣しているものだから、見捨てるわけにもいかず声をかけた結果、両手に双子ちゃんを抱えて迷子センターに向かうことになった。



