饒舌すぎて何言ってるか全然わかんなかった。
頭の上にたくさんハテナが浮かぶ。当初のイメージだったミステリアスな雰囲気はどこに消えたんだってくらい。
これを言ったら自惚れているって言われちゃうかもしてないけれど、わたしといることに慣れてきてるのかな───…って。
「……まあ、木嶋さんだったら来てもいいけど、」
出ました、二色綺春くんの得意技───不意打ち。
前からなんとなく思っていたけれど、綺春くんってネコみたいだ。
普段はクールで冷めていて余裕そうで、わたしのことなんて軽くあしらっているくせに、時々甘くなったり、甘えてきたりもする。
綺春くんお気まぐれに振り回されるのは頭がパンクしちゃうそうで結構つらいけど、それ以上に嬉しくて幸せなのだ。
わたし、綺春くんのこと好きすぎて末期。
……直せないからしょうがないけど。



