「チョコ、人によっておれの膝にすら乗ってこない時あるし。だからこうして乗ってくるってことは木嶋さんの雰囲気がキライじゃないってことだと思う」
「そ、そうなのかな…」
「2,3回会えば威嚇もしなくなる気がする」
綺春くんが「な、チョコ?」とチョコちゃんに確認すると、「ゔにゃあ…」となんとも言えない鳴き方をされて、綺春くんがくくっと肩を揺らして笑った。
――と、いうか。
「……わたし、また来てもいいってこと?」
「2,3回会えば」って、当たり前に次回以降もチョコちゃんに会わせてくれるって言われているみたいで嬉しくなってしまう。
思わず確かめると、綺春くんは少しの沈黙のあと、「……間違えた」と小さく呟いた。
「ま、間違いだったのですか」
「……そういうつもりじゃなかったけどそういうつもりであってもいいような気もしてきたていうかそういうつもりだったのかもしれないわかんない」
「え、なになにどういうこと!?」



