堂くん、言わないで。



「俺は、お前が……」


堂くんがなにかを言おうとする。


わたしが。

わたしが、なに?



考えようとして、すぐにさっと血の気が引いた。


心が粟立っていくのを、ありありと感じた。



「っ、待って、わかった。わかってる、からっ……!」



お願い。


もう──────








「堂くん、言わないで……っ」