「会いたかったぞー! アキラ」 「おかえりパパ」 パパの帰国が予定より早まり、わたしは3年にあがる前に楪家を出ることになった。 「あのさ。パパ。荷物がけっこう……あって」 ほぼ、ナナセとナナセママからの贈り物である。 「車に乗りきらないほどにか?」 「……たぶん」 「ずいぶんとよくしてもらったんだな」 それはもう。ものすごく。 「あと。今夜は、みんなでご飯食べようってママさんが」 「お言葉に甘えてご馳走になるか」