【完結】最高糖度のキミが好き


 佐々木さんは先程とは違うとても軽い足取りで自分の班へと戻っていった。人の役に立てたことで、私も満たされた気持ちになる。私を頼ってくれたのってもしかして私が作ったマフィン、美味しそうって思ってくれた……とか? だとしたら嬉しいなあ。



「瑞香ちゃん一人でさせちゃってごめんね……! 今洗い物するから……わ、綺麗に焼けてる……美味しそう!」



 誇らしい気持ちで自分の作ったマフィンを眺めていると、芽依菜ちゃんが戻って来た。彼女は佐々木さんの去っていく方向を見て、「どうしたの?」と首をかしげる。