【完結】最高糖度のキミが好き


 佐々木さんの班を見るとそこには誰もいなくて無人だった。皆日野君の周りに集まっているらしい。でも確かに焦げた臭い匂いは漂ってきているから、お菓子作りを任されて、そして失敗してしまったのかもしれない。



 だとしたら、すごく可哀想だ。上手く出来過ぎて独り占めしたいくらいだけど、一口も食べられないクラスメイトを放置するほど私は食欲の鬼じゃない。



「私ので良ければどうぞ」