生地が均一に染まって、チョコレートが行きわたったらバターを塗った型に紙カップを敷いて、そこに生地を流し込んでいく。 「よし」 オーブンに型を入れた。焼き上がりの時間まで片付けだ。ふいに芽依菜ちゃんの方を見ると、真木くんの手が粉まみれになっていて彼女は一生懸命それを拭いてあげていた。